昭和薬科大学 薬用植物園

林地区、草本区、民間薬区、水生・湿生区、木本区、温室棟と6つのエリアに分かれて、800種類の植物が栽培されていてとても充実しています。

リーフレットはなく、捨てずに手元に残してもらえるようにとクリアファイルをいただきました。

5月でしたが、既に蚊がいて、虫よけスプレー持参やそれなりの服装を準備する必要がありました。

花が咲いていたもの、通常のハーブ園ではなかなかものを中心に紹介したいと思います。

イブキジャコウソウ(百里香、用途:発汗、駆風)、マリアアザミ(果実は民間で利胆)
ハマボウフウ(浜防風)、トウキ(当帰)

ケジギタリス(ジギタリス)、ジギタリス(用途:強心、うっ血性心不全)
ヒレハリソウ(コンフリー、ピロリジジンアルカロイドを含む有毒植物)、ハナトリカブト(有毒植物)

イブキトラノオ(拳参、用途:収れん・止血・解毒)、タチジャコウソウ(チムス草、用途:香辛料、駆風)
トリアシショウマ(赤升麻、用途:消炎、解毒、浴湯料)、モナルダ(用途:防腐、駆風)

ヤグルマギク、カラタネオガタマ(花はバナナのような甘い香り)
ロバナムシヨケギク(防虫菊花)、シキミ

ヤグルマギクの左のハート型の葉はどこにでもすごい生命力で繁殖するドクタミです。

ロバナムシヨケギクは蚊取り線香に、シキミは香りつけに線香に使われています。
シキミの実は有毒です。

アセロラ、イランイラン

アセロラは実しかイメージがなかったので、花が見れてよかったです。
イランイランは東南アジア原産で国内のハーブ園では見ることができなかったので、初めてみました。大きく育って花がつく頃にまた行きたいです。

HP:昭和薬科大学 薬用植物園

住所:東京都町田市東玉川学園3丁目3165番地

開園時間:毎週土曜日10時~16時